セイント☆お兄さん

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

本日はこれ
タイトルからすると若者の自堕落な生活を描いたものかと思いきやキリストとブッダの二人が中央線沿線で休暇を楽しんでいるという設定。　ここでもうすでに設定勝ち。あり得ないシチュエーションに日常的なものを組み合わせると面白いという展開。
だがしかしである。キリストとブッダである。日本だから何とかなっているものの、世界に出せるかと考えたら？？？である。　アラーの神は出せないから予言者になるのかもしれないけどそこを外したのは配慮勝ち？
世界の情勢からするとこんな漫画、不謹慎かもしれないが「これが笑える余裕を持ってください」ともいえる日本人の考え方が、少し優越感にひたれると思うのだがどうだろう。
今度は世界聖人会議をエルサレム辺りで開いてそれに参加するというエピソードはいらんかえ。話し飛ぶけど、八百万の神々がいると考える人たちの分布と、唯一神を信奉する人たちの分布は、気候で分けられるのではないかという仮説を持っていたりするのだがどうなんだろう。自分から働きかけないと生きてゆけないところは唯一神で何もしなくても自然から恩恵を受けられるところが八百万の神々と考えている。何にしても他の人に考えを押し付けるのだけはやめてほしいと思う今日この頃であった。
しかし面白い。応援してるよーん