マカロニほうれん荘

マカロニほうれん荘 (1) (少年チャンピオン・コミックス)

マカロニほうれん荘 (1) (少年チャンピオン・コミックス)

今日はこれ。やはり青春物に区分されるのであろうか。途中まではギャグマンガなのだが。あるところから作者が崩れていく様が手に取るように分かる。週刊というプレッシャーなのか、ネタが尽きたのか自分の引き出しを絞り出していく様は青春のおわりを暗示するようで居て寂しい物がある。直接読んだときはまだ子供の感覚で居た自分なので分からなかったが今読み返すとかなり危ないことまで載っている。やはり漫画の良いところであると再認識した物である。 画は線がきっちりしていてぶれないのが信条のようであったが最後にはどうにもこうにもというところまで追いつめられたのか、悲しい感じの絵になるところがある。 またこのときの女の子がかなりセクシーな感じに見えていたのは私だけであろうか。びみょーなかんじのおねいさまたちがいろっぺーというかんじである。 漫画史のなかでは必ず出てくるであろう一作です。