大江戸緋鳥

本日はこれ。石ノ森章太郎せんせの時代物。左武と市捕り物控が代表作としてあるがその一連のシリーズっぽい感じがたっぷり。時代劇なのに洋風な顔立ちの娘さんはおいといてやはり石ノ森章太郎は脚本の人だと思う。画を描くのは早くて天才的なのだろうが、「すっ」という感じで読めていくのは脚本の良さなのだろうと思う。ダメだしして申し訳ないが、最近のテレビドラマが面白くないのは、練った脚本が使われていないのが原因なのではないかと・・・。画は派手なオノマトペがすくないのが石ノ森時代劇の特徴だが、それでも格闘シーンが動いて見えるのは画力が高い証拠だろう。他の作品も探して読みたくなってしまった。(煩悩よのう)