くりすますは異教徒の祭りジャー

世の中今日はくりすますいぶとかいう異教徒のまつりらしい
KFCの前には行列ができているし、いつもは閑散としているケーキ屋も今日は人が並んでいる。北半球のこの時期は人恋しくなる物らしいがくりすますなる物の祭りの時も休み。正月といっては休む。日本という国は面白い国であるとほとほと感心する。街並みを見ている分には不況なのだろうかと実感がわかないが、直撃している人はブログを書かないし、見もしないだろうと思ってちょっと自己嫌悪に陥ったりもしている。学生の頃は浮かれてみていた祭りも今冷静に見てみると何でこの時期騒ぐのかなとも見て取れる。
ちょっと考えてみると、地球の高緯度地方では農耕している人も狩猟民族も冬のこの時期は蓄えた食料で過ごすわけで、日中の長さが一番短い日を越したということで、ちょっとした祭りを執り行って次の一年の春に向けて越冬する覚悟を決めるという意味もあるのだろう。 微妙に宗教別に時期がずれるのは発生、成立した年月と緯度が異なり時期がずれたと見るのが妥当じゃないだろうか。こう書いてくるとSFのプロットが一つできあがりそうだが、公開しちゃっちゃ元も子もないなー。日本人の何割がきりすとさんを拝んでいるかはしらないが、日本人の無宗教ぶりにあらためて八百万の妖怪の力を感じずにはおれない今日でした。